もち平が徒然なるがままに、書き記す

               

        餅が大好きだから、ことばに表すといろんな言い方が思いつきます

昔の日本の物語で有名なものに、宇治拾遺物語というのがありますね。中学校の国語の教科書にも載っていた
これを読むと今も昔も餅は大衆の生活に密接にかかわっていたことがうかがい知れます。

児のかい餅するに空寝したる事
〜宇治拾遺物語 巻第一 〜

これも今は昔、比叡の山に稚児がいた。僧たちが宵の退屈しのぎに、「さあ、ぼた餅でも作ろう」と言ったのを、この稚児は期待をもって聞いていた。「かと言って、僧たちが作り上げるのを待って寝ないでいるのも具合が悪いだろう」と思って、部屋の片隅に寄って寝たふりをして、出来てくるのを待っていると、どうやら出来上がったようで、ひしめき合っている。

この稚児は、「きっと呼び起こしてくれるだろう」と待っていると、はたして1人の僧が、「もしもし、目をお覚ましなされ」と言うのを、嬉しいとは思ったが、「ただの一度で返事をするのは、待っていたと思われるだろう」と考えて、「もう一度よばれてから返事をしよう」と、起きたいのを我慢して寝ていると、「おい、起こしなさるな。幼い人は眠ってしまわれたのだ」という声がしたので、ああ、まずいと思って、「もう一度起こしてくれ」と思いがなら、期待しつつ寝て聞いていると、むしゃむしゃとただただ食べに食べている音がする。

どうしようもなくて、ずっと時間がたってから、「はあい」と返事をしたので、僧たちの笑いは止まらなかったほどだ。


             もち平の独白集

○ 餅は昔から力を造ると言われる。今、時代に求められるものは力です。

○ あごをよく動かすと頭の働きがよくなると聞きつけて、もち平の餅をたべてみたら、何と不思議!幸せな気分になってきました。

○ もち平の餅で一年を終え、もち平の餅で一年を始める。これ我が家の習慣也。

○ 腹持ちがいい「もち平の餅」は深夜勉強に励む受験生の強い味方です。

○ 餅屋が造る餅にはそれなりの値打ちがある。

○ 粘り強く、腰を据えて、伸び伸びと、餅のように生きてゆきたい。

○ ひとに食べさせたいと思うものが一番おいしい。

○ 煮ても焼いても食えます。

○ 不景気と言うより、NOケーキと言おう。(餅の熱烈愛好家)

○ 「どこで買えるか知らない」ということのほうがはるかに有名。もち平の餅

○ 搗きたての餅でさえ、時間がたてば固くなる

○ 固くなった餅でさえ、暖めればやおくなる

○ いつでも どこでも だれにでも もちを食べる自由がある

○ 元日に 初詣より まず雑煮


○ 好きになれば好きになるほどやきもちをやく